三朝町定例町議会所信表明 概要(平成30年3月)

平成30年3月7日@役場議場

2018-04-11

 今年、町制施行65周年を迎える三朝町は、先(せん)達(だつ)の英知により大きく発展を遂げて参りました。現在、平成23年度を初年度とする第10次三朝町総合計画に基づいてまちづくりを進めているところでございますが、このところの急激な人口減少と社会・経済情勢の変化は、私たちの想像を遥かに超えております。こうした変化に柔軟に対応するため、町民が主役のまちづくりに新たな気持ちで取り組み、先達が創り上げてこられた三朝町を「もっと元気で素敵な町」にしたいという思いで溢れています。
 まちづくりの指針となる第10次三朝町総合計画は、平成30年度に後期計画の中間年を迎えることになりますが、こうした社会・経済情勢の急激な変化に的確に対応し、三朝町をよりよい「元気で素敵な町」にしていくために、次期総合計画の策定作業に前倒しで取り組んでいく必要があると考えているところであります。長期計画の見直しに当たって、また、平成30年度の施策の展開に当たっては、「町民が主役の町づくり」、「小さくても元気な町づくり」、「対話と参画行政の推進」、「町政の見える化・現場主義の徹底」を柱に、初心を忘れることなく取り組む所存であります。

 「教育」

 教育分野における本町の喫緊の課題は、いうまでもなく小学校の統合問題でございます。これまでの少人数学級を早期に解消し、教育環境の充実を図ることを第1に考え、平成31年4月の3校統合を目指し、スピード感を持って、この問題に取り組んで参ります。また、「人は活力、子どもは宝」を理念とし、保育園から中学校までの総合的な教育方針の下、保育園、小学校、中学校が互いに連携をとりながら、次代を担う「人づくり」を進めて参ります。

「子育て」

 「子どもの笑顔はみささの宝」です。引き続き、子育て世代の切れ目ない支援の充実に努めるとともに、特色ある保育を進めるほか、学校と連携して放課後児童対策の充実を図るなど、未来を担う子どもたちが、元気いっぱい笑顔で暮らせるまちづくりを目指して参ります。

「産業の振興」

 観光業は、日本遺産の認定効果などから、徐々に活気を取り戻して参りました。恵まれた泉質を有する三朝温泉の目指すべき方向性は、「健康志向型の保養温泉地」だと思っております。今後、医療はもとより、農業や地域との連携を深め、現代人のニーズにマッチした「現代湯治」に磨きをかけ、三朝温泉を核とした観光振興を進めて参ります。
 農業におきましては、担い手の育成を図るとともに、認定農業者や集落営農組織等への優良農地の集約化を図り、「三朝米」や「三朝神倉大豆」などの基幹作物のブランド化、販路の拡大、生産能力の向上に重点的に取り組んでいくほか、課題となっている耕作放棄地への対策も進めて参ります。また、小規模ではありますが、和牛や乳用牛などの畜産業も本町の重要な産業であり、担い手農家の支援の充実を図ります。
 また、林業においては、未利用となっている豊富な森林資源の活用について研究を進め、山の町としての存在感を高めることを目指して行きたいと思います。
観光業と農林業は、三朝町を元気にしていく重要な産業であり、うまく連携させることにより、相乗効果を上げることが可能であると思っております。観光と農林業を有機的に結びつけながら、町の活性化を図って参ります。

「地域づくりと安全・安心」

 「町民が主役のまちづくり」のためには、地域協議会や集落の役割がますます重要となって参ります。地域協議会や集落との対話を進め、連携と協働により、地域協議会をよりどころとした地域での暮らしを守っていきます。高齢者が安心して地域で暮らせるよう、高齢者の交通対策の充実、地域での見守り活動の実施、公共施設のバリアフリー化など、きめの細かい福祉サービスの充実に努めて参ります。
 また、鳥取県中部地震を教訓として、地域防災計画の見直しを進めるとともに、自助、共助、公助の役割を考え、地域で共助に取り組むための自主防災体制の確立を図って参ります。

 

 町民皆さんと行政、関係する多くの皆さんが一体となり、元気で笑顔あふれる三朝町を創造していく決意でございますので、御理解と御協力をお願いいたします。

 町長所信表明2    町長所信表明

 

 

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