三朝町定例町議会所信表明 概要(平成31年3月)

三朝町定例町議会所信表明 概要(平成31年3月)

平成31年3月6日@役場議場

2019-03-12

 昨年、町制施行65周年を迎えた三朝町は、平成32年度までを計画期間とする「第10次三朝町総合計画」に基づき、「心豊かでキラリと光る町」の実現に向けて、町づくりを進めてきたところですが、このところの急激な人口減少と社会・経済情勢の変化に的確に対応していくため、次期総合計画の策定作業を前倒して進めて参ったところでございます。

 

 計画案の策定に当たっては、「まちづくり町民会議」や「高校生未来まちづくり委員会」をはじめ、多くの方々から御意見をいただくことができました。中心となって策定に御尽力いただいた総合計画審議会の委員をはじめ、貴重な意見を賜りました皆様に対し、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。

 

 さて、この「第11次三朝町総合計画案」では、今後の三朝町が目指すべき将来像として、「笑顔と元気があふれ 輝く町」を掲げました。人口減少や少子高齢化は、地道な地方創生の取組みにもかかわらず、歯止めが利かない状況ではありますが、それを嘆いてみても元気な町にはなりません。一般的にこれらは、負のイメージで捉えがちですが、小さいからこそできることもございます。偉大な先人たちから受け継いだこの町の個性を生かし、調和させ、響き合わせることによって、心豊かな生活の中に笑顔と元気があふれ、全町民活躍のもと、いつまでも輝くことができる町の実現に向け、歩みを進めて参ります。

 

 この新しい町づくりに当たっては、各分野ごとに5つの将来像を設定し、施策の展開を行うこととしております。

 

「感性と自立心を育む町」

 人づくりは、元気な町づくりの根幹をなすものであります。人を育てれば、組織が必要とするものを手に入れる確率は自動的に高まると言われております。人を育てるという観点に立てば、町づくりの目標自体もさらに高いものにすることができます。次代を担う人づくりに全力で取り組んで参りたいと思います。

 また、懸案となっておりました小学校の統合問題でございますが、皆様の御理解と御協力のもと、今年4月に三朝小学校として新たなスタートを切ることとなりました。新小学校の開校に向け、教育委員会とともに万全を期して参りますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

 また、新学習指導要領に沿った教育を実践するため、必要な教室の種類と部屋数の確保をはじめとした教育環境の整備が必要とされていること、さらには、小学校統合に伴い、放課後児童対策の施設整備が急がれることから、小学校施設等、必要な施設整備について、これまで実施してきた調査を踏まえて、新年度から具体的な検討に入りたいと思います。

 

「支え合いでつながる町」

 安全、安心は町づくりの基盤となります。鳥取県中部地震を教訓に地域防災計画の一部を見直したところですが、今後も不断の見直しを行うとともに、計画に基づいて、自助、共助、公助の役割分担のもと、安心して地域で暮らせるよう災害に強い町づくりを進めて参ります。

 また、公共交通に関しては、利便性の向上にも配慮しながら、持続可能で、未来につながる公共交通のあり方を検討するため、新たに「地域公共交通協議会」を設置するなど、取り組みを強化して参ります。

 

「いのちと健康を育む町」

 子育て環境については、引き続き切れ目のない支援の充実に努めるとともに、多様化する保育ニーズへの対応や特色ある保育を進め、元気いっぱい笑顔で暮らせる町づくりを目指して参ります。

 また、町民が、いつまでもその人らしく活躍するためには、町民の健康寿命を延ばしていくことが重要です。疾病予防への取り組みでは、生活習慣病対策をはじめ、中でも、がんや生活習慣病の早期発見、早期治療につながるよう、町民一人ひとりが生活習慣の改善やがん検診の受診への意識を高めていただくよう、啓発の強化や保健指導等の充実に努めます。

 さらには、要介護状態になる前のいわゆる「フレイル」の予防に取り組むなど、高齢者が地域で生き生きと暮らせる環境づくりを進めます。

 

「豊かな資源を生かす町」

 観光業については、三朝温泉の恵まれた泉質を生かし、現代湯治を次のステップへと飛躍させるとともに、インバウンドへの対応も進めていくなど、時代のニーズにあった観光振興を進めて参ります。

 農林業については、深刻な担い手不足が課題となっていることから、新たな担い手確保対策を進め、持続可能な農業を組み立てていくとともに、品質に定評のある三朝米や三朝神倉大豆など、特産品の販路拡大に努めて参ります。

 

「笑顔で元気に暮らせる町」

 都市に負けないICT環境の整備は、地方創生や働き方改革等を実現する大きな可能性を秘めています。高度な情報基盤整備を進めるとともに、その有効な利活用を進め、町の活性化につなげて参ります。

 また、三朝町の取り組みが、全国の地方創生の取り組みの中で埋没してしまわないよう、情報発信に力を入れて取り組むこととし、輝く町を目指して参ります。

 

町民皆さんと行政、関係する多くの皆さんが一体となり、「笑顔と元気があふれ輝く三朝町」を創造していく決意でございますので、御理解と御協力をお願いいたします。 

  H31 所信表明 ①   H31 所信表明②

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