第11次三朝町総合計画 審議会答申

2019-03-06

「第11次三朝町総合計画」審議会から、平成31年2月25日に松浦町長に対して答申が出されました。

総合計画答申写真

その内容は、次のとおりです。

―答申―

 三朝町を取り巻く状況は、人口減少や少子高齢化の進展がもたらす人口構造の変化などにより、地域社会の衰退、財政状況の悪化など、今後一層、厳しさを増すことが予測されます。このような中であって、いかに人口減少に歯止めをかけ、地域の活力を維持し、持続可能なまちづくりを展開していくことが、今後の三朝町の方向性を定めるうえで重要です。
 諮問を受けた第11次三朝町総合計画では、このような状況を踏まえ、“「まち」と「ひと」個性が交響する町づくり”を基本理念としながら、行政主導から町民主役への転換、三朝町の魅力を活かした町づくりを進めていくこととしています。本計画中に掲載のある事項に積極的に取り組みながら、確実な展開が図られるよう望みます。
 また、その他特に留意されたい事項として下記のとおり意見を付記いたしますので、今後とも町民、議会、行政がともに手を取り合って町づくりを進め、計画の目指す将来像である「笑顔と元気があふれ 輝く町」の実現に向けて取り組まれるよう望みます。

1 学校と家庭、地域、行政が連携して、町を愛し未来を担う子どもたちを育てるとともに、町づくりに参加し頑張る人づくりを進めてください。
2 全ての町民が、安全で安心して暮らせるよう、町民と地域、行政の連携強化を図り、防災と減災の町づくりを進めてください。
3 全ての町民が、健康で元気に暮らせるよう、福祉と医療の連携を進めるとともに、子どもたちが健やかに成長することができる町づくりを進めてください。
4 日本遺産を有する「観光の町」として特色ある資源を活かし、三徳山と三朝温泉等の観光や豊かな農産物、農林業等の魅力を力強く発信する町づくりを進めてください。
5 本計画の実行性を高めるため、行政だけでなく町民一人ひとりが主役となって活躍する仕組みづくりが必要です。町民と事業者、行政等が共に行動し、人とつながり、未来に向けて新しい「みささ」を創り出すチャレンジの歩みを進めてください。

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