特別委員会の任務を終える

 三つの特別委員会の最終報告をします。

中の谷振興対策
  調査特別委員会
委員長 岡本岩夫

 平成十三年十一月十九日の本会議において、「中の谷振興対策調査特別委員会」が設置され、以降十六回に及ぶ委員会を開催し、調査、研究を行ってきました。
 地域を振興するための四十二事業の振興策からなり、平成十三年六月のダム中止合意調印以降五年間で順次着手するとされていた振興策は県、町、地元地域の関係者の努力と協力により、五年目となる平成十七年度ですべての振興策に着手するに至り、特に水没予定地域の福田、下谷両集落では、平成十八年度末でそのほとんどの振興策が完了する見込みとなり、地元では現在完了していく振興策により、生活や生産基盤の遅れが取り戻され、地域のさらなる発展に向けて努力されているところです。
 これらを総合的に判断し、全振興策の着手、完了をもって、任務を終えるものといたします。

国民宿舎経営対策
  調査特別委員会
委員長 香川和久

 国民宿舎の経営問題について、平成十四年九月に特別委員会を設置して、経営再建・改善の提言を行ってきましたが、今期九月定例会をもって委員会の任務を終了することとしました。
 特別委員会を設置以来、各年度の事業計画と予算・決算・四半期の損益、財務、人事管理面等の各般にわたって調査研究し、経営改善対策等(意識改革・経営管理活動・売上げ増伸諸対策・人事労務管理対策・経費節減対策・資金効率化と管理対策・経営組織の変更等)を提言・提案してきました。
 執行部も都度必要な対策を執り、経営現場における管理職等の更迭や低コスト資金への借り替え対策を検討するなど、徐々に健全化対策の進行が認められます。
 今後、計画経営を徹底され、健全運営の確立を希望いたします。

議会広報編集
  調査特別委員会
委員長 山田道治

 今回でようやく第五十八号の発行でありますが、定期的に発行していくことは、とても大切であると考えています。
 議会報とはご存知のとおり、議会と住民の方を結ぶ数少ないチャンネルであり、議会活動を知っていただく重要な機会であると考えます。
 そのために我々広報委員は、当然のことながら、読者の立場に立つ本紙面作りをしていくというだけでなく、いかに読んでいただける紙面に仕上げていくかということを考えています。
 毎回記事と写真のレイアウトを検討し、二回の校正を通して、全戸に配布されますが、発行が完了すると我々委員は達成感を感じ、次回も頑張ろうという気持ちになります。