野菜編
三朝町で採れた
おいしいお米や新鮮な野菜を
地域で消費する
それが「地産地消」です
 新鮮でおいしい
 三朝の産物を食べよう
 今回は、三朝町の「地産地消」について考えてみましょう。この言葉は、ここ数年、農業関係者や農山村の活性化に取り組むための手段を表す言葉としてよく使われるようになりました。
 では、地産地消とはどういう意味なのでしょうか。一般的には、「地産」とは地元で農林水産物を生産することを指し、「地消」とは地元で消費することを指します。つまり、三朝町における地産地消は、町内で生産された農産物を町内で消費、販売することをいい、消費者となる住民や学校給食、旅館、三朝を訪れる観光客などに新鮮で安全な農林産物を提供し、農家の所得確保や元気な高齢農業者の活動を助長することを目指した取り組みといえます。
 三朝町の地産地消では、直売所や炊飯センターなど、新鮮でおいしい農産物を安心して提供できる態勢づくりが進められています。
 ここでは、三朝町が取り組む地産地消の状況について、生産者や消費者の皆さんの声を聞きながらその課題に迫ります。
■ お米編 おいしい三朝のお米
 JA鳥取中央農業協同組合が七月十日・十一日に倉吉パークスクエアで第三回地産地消フェアを開催し、三朝産コシヒカリの食べ比べコーナーを設置。三朝産と新潟県魚沼産コシヒカリ、オーストラリア米の食べ比べが行われました。
 これによると、三朝産コシヒカリは、全国的においしいお米として評価の高い新潟県魚沼産コシヒカリに勝るとも劣らない食味であることがわかります。
どれがおいしい?ご飯を食べ比べる
なぜ、おいしいのか  では、なぜ三朝米がおいしいのでしょうか。倉吉農業改良普及所で作物を担当する岡本俊彦普及員に伺いました。
 三朝の米がおいしいのは次のように米作りの環境に適していることが考えられます。
@水が冷たい。
A昼と夜の温度差あり、収量が伸びない分食味値が良くなる。
B水田が花崗岩系の砂壌土で構成され、水はけがよい。
C水はけがよいため、肥料が長く効かない。クロボクなど粘土質の土壌では、一般に食味値が低いと言われている。
 三朝町の中でもこの条件が満たされた旭地区の米が特に食味がよいと言われています。
子どもたちにも好評・米飯休職  三朝町本泉の(有)三朝温泉炊飯センターでは、三朝産の米を百パーセント利用した炊飯事業を展開しています。ここで炊かれたご飯は、三朝温泉の旅館や町内の小中学校の給食に提供されており、提供食数は、一日当たり約二千食にのぼります。
 炊飯センターは、平成二年五月に操業を開始。県内初の第三セクター方式での取り組みとあって、県内温泉地の注目を集めました。
 
 この炊飯事業は、当時、町が進める農業と観光が調和する町づくり≠ノつながるものと大きな期待が寄せられました。以来、事業参加旅館には、三朝産のおいしいご飯が提供され、町産米のPRと消費拡大に大きく貢献してきました。
 平成十四年四月の町調理センターの完成を契機として、町内小中学校米飯給食へのご飯の供給が始まり、三朝町の子どもたちは、給食でも町内産のおいしいご飯を食べることになりました。現在では、週四回が米飯給食の日として定着しています。
集落で取り組む米作り  今泉集落では、十人の有志が集まり、集落内の遊休農地を活用して米づくりに取り組もうと「泉の里生産組合(農事組合法人)」を結成。この生産組合は、水田一・三ヘクタールで年間約六トンのコシヒカリを生産しています。乾燥施設で調製された米は、毎年十月下旬に集落の活性化拠点施設「泉の里とんがりハウス」で開催される「米まつり」で販売され、町内外から訪れる消費者に大好評です。
 遊休農地から生産される米を地域消費に結び付け、さらに集落の活性化につなげるという、新しい地産地消の形として注目されています。
三朝米を手に入れるには とっとり三朝産コシヒカリ
 平成十五年十月にJA鳥取中央農業協同組合が発売。二キロ袋と五キロ袋。中部管内の農協関係店舗、各スーパーマーケット米穀販売コーナーで販売。
【問い合わせ先】
JA鳥取中央直販課
    TEL 28-5686コ
シヒカリ・ヒトメボレ
 (有)グリーンサービスが道の駅楽市楽座(大柿)で販売。五キロ袋。
【問い合わせ先】
道の駅 楽市楽座
    TEL 43-2286