国をあげての情報化推進(e-Japan戦略)が行われるなか、わが町においては、都市部との間で広がる情報格差、テレビ地上波のデジタル化に対する住民負担の増大など、さまざまな課題が懸念されているところです。
 町ではこれらの課題を解消するため、現在、情報化基盤整備を進めています。今回は、この基盤を使って全町民が接続することのできる「ケーブルテレビ放送」を中心に紹介します。
住民ネットワーク加入申込書
まだの方は提出をお早めに!
 情報化基盤整備に伴い、町では住民ネットワークへの加入申し込みを全世帯にお願いしています。
 住民ネットワークとは、町内全世帯を高速の通信網で結び、将来的に住民福祉や災害情報など、さまざまな行政サービスを受けられるようにするためのもの。サービスを受けるには、ご自宅の壁などに情報の出入り口となる保安器を設置させていただく必要があるため、加入申込書による同意が必要となります。
 四月中旬、区長さんなどを通じて取りまとめをお願いし、ほとんどの世帯から加入申込書の提出がありました。まだ提出されていない方は、事業の趣旨をご理解いただき、提出をお願いします。
【問い合わせ・提出先】
役場企画財政課
(TEL43―3515) 
ケーブルテレビ
   放送のご案内
 住民ネットワークに加入されると、当面の利用としては、NCN(日本海ケーブルネットワーク(株))が提供するケーブルテレビ放送とインターネットサービスが利用できるようになります。ただし、住民ネットワーク加入申込とは別に加入申込が必要です。
 平成十七年四月に本放送を迎えるケーブルテレビ放送を見るためには、加入金、宅内工事費、月額利用料が必要となります。各コースによって、それぞれ表2のとおり見られるチャンネル数が異なります。
 ケーブルテレビの申し込みについては、区長さんなどを通じて取りまとめをお願いしているほか、直接NCNに申し込まれても結構です。また、役場にも申込用紙を準備しております。

なぜNCNが
サービス提供をするの?

 町では、難視聴対策やテレビ地上波のデジタル化などに対応していくため、ケーブルテレビ放送を導入することとしました。
 ケーブルテレビは、放送事業法に基づき放送免許が交付され、1つのエリアには重複してケーブルテレビの放送免許が交付されるものではありません。今回、県内の民間ケーブルテレビ事業者を総合的に比較検討した結果、NCNのサービスが有利であると判断し、決定したところです。
 なお、ケーブルテレビ放送のサービスを受けるためには、個人と放送事業者であるNCNとの間で直接契約を結ぶ必要があります。

ホームターミナルとは……

 ホームターミナルとは、ケーブルテレビ放送で多チャンネル部分をご覧いただくために必要なチューナーです。ホームターミナルを設置したテレビについてのみ、多チャンネル放送を見ることができます。
 具体的には、多チャンネルのA・Bコースに申し込まれた世帯について、NCNから専用のホームターミナルが貸し出されます。貸出料は月額利用料金のなかに含まれています。