吉尾”赤にごの会”事務局長 米原 徹さん
 今回は、吉尾の米原徹さんをご紹介します。吉尾では、平成十五年度から三年間の予定で鳥取県中山間地域活性化交付金事業に取り組み、新しい村づくりを始めました。米原さんは、この事業のために組織された”赤にごの会”(赤にごとはサワガニのこと)の事務局長を引き受けておられます。
 事務局長とは、事業の進行をみながら話し合いの場を持ったり、会計を管理したりと多忙な役柄です。米原さんは、三年前に長年勤めていた食糧事務所を退職。二十アールの水田で稲と自家用野菜を栽培しながら、村づくり事業の”縁の下の力持ち”的な役割を担っておられます。
 事業を進めるうえでの難しさややりがいについて尋ねると「話し合うことを一番大切にしながら進めています。集落が主体的に事業を実施することは大変な苦労と時間が必要ですが、吉尾の皆さんは、お互いのことを思いやりながら暮らしているので、難しいとは思っていません。若い人がどんどん残ってくれる村づくりが目標ですが、なかなか難しいです。せめて、これから年をとっても今のような集落の雰囲気が続いていく楽しい村であってほしい、そんな思いで村づくり事業に取り組んでいます」
 米原さんの日焼けした笑顔から、村づくり事業をやってよかったという充実感が伝わってきます。十五戸の区民全員で取り組む吉尾集落の村づくりが注目されます。
一丸となってボールを追いかける(郡民体育大会)
 今回は、三朝ミニバスケットボールスポーツ少年団を紹介します。「エンジョイバスケット!未来に向かって高く飛べ」をモットーに、毎週月・水・土の夕方にトレーニングセンターで練習に取り組んでいます。部員は男子六人、女子十二人の合計十八人です。
 シュート練習をする子どもたちに「集中しろ!集中」「一本のシュートを大切にしろ」と声がかかり、八月一日に淀江町で開催される県大会で上位入賞を目指して、元気いっぱいの練習が繰り広げられます。
 男子の部キャプテンの近藤慎也くんにバスケットボールのおもしろさをと尋ねると「シュートが入った瞬間の気分が最高!いっしょにやる仲間がほしいです」顔から汗をしたたらせながら、元気な言葉が返ってきました。

DATA
(6月末現在)

町の面積 233.46ku
人口と世帯( )内は前月比
    人 口  7,917人(+4)
     男   3,763人(+1)
     女   4,154人(+3)
    世帯数  2,697人(−0)
交通事故 ( )内は前年同月
    人身事故 件数   7(6)
         死者   0(2)
         傷者   10(7)
    飲酒運転 検挙者  1(4)
         事故数  2(1)
火  災 ( )内は前年同月
    件  数      4(3)

建設が進む吉尾交流センター
〒682−0195 鳥取県東伯郡三朝町大瀬999−2
TEL(0858)43−1111 FAX(0858)43−0647
ホームページ http://www.town.misasa.tottori.jp/
電子メール info@town.misasa.tottori.jp