まちを盛り上げる みささ人
わが村のイノシシハンター 高橋 米田達彦さん(41)
 今回は、集落から依頼を受けてイノシシの捕獲に奮闘する高橋の米田達彦さんをご紹介します。
 高橋集落では、中山間地域直接支払交付金事業でイノシシ対策として、集落専属のハンターを養成することを決め、もともと狩猟に関心のあった米田さんに「わな猟」を行う狩猟免許の取得を依頼。一風変わったイノシシ対策に乗り出すことになり、平成十五年九月から本格的な
”イノシシハンター“としての活動がスタートしました。
 わなは、高橋周辺の山林の中に数個所仕かけられ、昨年三月からの一年間に捕獲したイノシシの頭数は六頭となりました。
 米田さんは「猟銃ではないので、捕まえたイノシシ(写真)を目の当たりにして恐怖を感じることもありますが、少しでも集落の被害が減ることになれば」と話しています。捕獲したイノシシは猟友会のメンバーに依頼して射殺するそうですが、肉の処理はと尋ねるとにっこりと笑いながら「集落の皆でいただいています。なかなか好評ですよ」とのこと。この点でも村づくりに一役かっているようです。
 水稲の登熟期を迎え、イノシシが出没しやすい時期となります。わが村のイノシシハンターの活躍に期待がかかります。

 今回は、三朝中学校サッカー部を紹介します。
 三朝中学校サッカー部は一年生十一人、二年生三人、三年生十三人の合計二十七人で、放課後のグランドに集まり、顧問の「集中、集中」の引き締めるかけ声の中、パス、シュート、一対一の練習と、元気に練習に汗を流しています。
 七月二十三日、二十四日に開催された県中学総合体育大会では、見事にベスト8に輝きました。
 顧問を務める中尾祐之先生は「一人一人が各ポジションの役割を果たし、ときには連携のために声をかけ、全体でカバーしあうことによりチームワークの大切さ、仲間の大切さを学んでほしいです」と話しています。
 キャプテンで三年生の石井凌くん(大瀬)は「一生懸命練習し、試合でシュートを決めた瞬間は最高です。チームプレーを大切に、チームが勝ち進んでいくことが楽しいです。」とサッカーの魅力を話してくれました。

 今年も暑い日差しとともに夏がやってきました。連日の猛暑のなか倉吉市営野球場で行われた高校野球鳥取県予選は、鳥取西高の優勝で閉幕。
”野球どころ“といわれる三朝町ですが、高校球児の名簿を見ながら、三朝町の出身者が少ないなぁと思われた方も多いことと思います。野球に限らず、スポーツの盛んな町には活気があり、人を引き付ける魅力があるように感じます。賀茂地区では新しく「地域総合型」として賀茂スポレククラブの活動も始まりました。スポーツの盛んな”三朝町“を目指して頑張っていきたいものです。