三朝中生徒が台湾へ

 県のサマースクールに参加



本町が梨の輸出や観光等で交流を進めている台湾台中県石岡郷を中心に実施される鳥取県中学生サマースクール団派遣事業に三朝中学校から生徒八人と馬西、鳥飼両先生を含む合計10人が参加することになりました。
 今回のサマースクールは、台湾台中県と幅広い交流を進めている本県が、両県の青少年の交流をさらに促進させるために行うもの。昨年の8月には、石岡国民中学校の代表16人が三朝中学校を訪れ、剣道や音楽を通じて交流が行われています。
 一行は、8月2日の朝、本町を出発し、5泊6日の日程で台湾に滞在。石岡国民中学校を訪問するほか、本県と関連のある梨栽培施設や1999年9月に発生した台湾地震の復興の様子などを視察するほか、ホームステイなどを通じての交流が図られます。
 三朝中学校から派遣される生徒のみなさんの交流に向けた意気込みを伺ってみました。

 交流を充実したものに
      3年 岡崎克也
 お互いをどう理解し合えるか、どう交流していくかをしっかりと考え、団員が団結し、台中県との交流を充実したものにしたいと思います。

 視野を広げたい
      3年 西田智亮
 視野を広げ、自分の目の前で起きていることだけを考えるのではなく、そのことが世界や他の国々にどのように影響を与えるのかを考えてみたいと思います。

 自分から積極的に交流
      3年 藤原将希
 日本のこと、鳥取県のこと、三朝町のことを積極的に話し、台中県と鳥取県の友好関係をより一層深めるために、自分から動きたいと思います。

 コミュニケーションのとり方
      3年 山本雄太
 言葉の通じない国でどうやって自分の考えを相手に伝えるのかを学びたい。また、台湾で体験したことを三朝の仲間に伝えることも大切だと思います。

 心の温かさ
      2年 菅田直輝
 台湾にも心の温かい人がいると思います。そのような人たちとの交流が楽しみです。また、台湾でも大きな地震がありました。被災した時や復興についての体験談を聞いてみたいと思います。

 たくさんの出会いを
      2年 栗原杏奈
 台中県を訪れ、たくさんの人と出会いたいと思います。言葉は英語が共通語になり、使ってみようと思います。恥ずかしがり屋な面を見直し、自分から積極的に声をかけていきたい。

 自分を変えたい
      2年 松浦友美
 今回の参加をきっかけとして、他の国の文化に興味を持ちたい。海外へ行き、現地の人と交流することは、絶対プラスになり、成長することにつながると思います。

 楽しみな学校訪問
      2年 吉田安美
 日本と台湾は、文化や生活の違いから、学校生活についてもさまざまな違いがあると思います。三朝中とどう違うのか、また衣・食・住はどうか。たくさん学びたいと思います。