夢に向かって羽ばたく(2)

「私 の 挑 戦」


 今回の「私の挑戦」は、昨年11月1日に行われた第53回町制記念式で顕彰表彰を受賞、空手道で全国大会上位入賞を狙う県立倉吉総合産業高等学校二年の小椋布久美さん(17)―山田 をご紹介します。
 小椋さんは、井上派糸東流慶心会倉吉支部(尾崎明美支部長)に所属。現在は全日本空手道連盟公認「初段」の腕前です。小学校1年生の時に当時、町総合スポーツセンターで稽古をしていた町空手スポーツ少年団に、2人の兄と一緒に出かけたことがきっかけで入門を決意。以来11年間、毎週2回の稽古へは積極的に参加。尾崎支部長(師範)の指導の下「派手さはないがコツコツと」力をつけてきたといいます。
 努力の成果は、高校へ進んだ一昨年あたりから少しずつ出始め、昨年の3月に開催された平成17年度第19回中国高等学校空手道選手権大会兼全国高等学校空手道選抜大会中国予選会では、女子個人形の部で見事3位に入賞。初の全国大会出場の切符を手にしました。結果は一回戦敗退という残念なものでしたが、初めて経験した全国大会の雰囲気に圧倒されながらも、自分の中で「やってやろう」とう気持ちが沸き起こったことが、大きな自信につながりました。それ以後の稽古は、全国大会で活躍する自分の姿を思い浮かべ、一層気合の入ったものとなっています。また同じく、昨年の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)へも県代表(予選2位)として出場。またも一回戦の壁を越えることができず、全国大会上位進出への思いは一層強いものになりました。
 小椋さんの「私の挑戦」は、「全国大会上位入賞」。高校生活も残り一年余りとなり、今年の目標である全国大会は、3月に開催される全国高等学校空手道選抜大会とインターハイ、国体の3つです。週2回の稽古は、県立倉吉体育文化会館で行われ、高校の活動が終わった後の午後八時から約2時間行われ、最近では、週1回、父の運転する車で鳥取市にある本部道場へ出かけ、県東部の競技者と一緒の”出稽古“でも汗を流しています。「家族の協力に心から感謝しています。ぜひ、全国大会で上位に食い込み、恩返しがしたい。形の競技は自分との戦い。一生懸命自分と向き合い積み重ねてきた。高校生最後の年を迎え、いよいよという気持ちです」と話す表情からは、強い決意のほどが伝わってきます。
 インタビューでは、終始にこやかな笑顔をみせる小椋さんですが、いったん稽古が始まるとその表情は真剣そのもの。大きな目標に向かい、ひたむきに稽古に励む小椋さんの活躍に注目したいと思います。