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三朝中学校の読書活動に大臣表彰
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三朝中学校では、朝読書の一環として”読み聞かせ“が取り組まれており、今年度の活動が5月20日に始まりました。
以前から三朝中学校では毎日授業開始前に読書を行う”朝読書“に取り組んでいましたが、この読み聞かせは「人とのコミュニケーション能力やイマジネーションの育成、心の発達にも大きな意義がある」として平成18年1月にスタート。当初は朝読書に合わせて月に数回教職員が絵本 を読み聞かせていましたが、昨年度から読み聞かせボランティアの協力により実施しています。
今年度からは参加するボランティアも増えたほか、絵本に加え郷土の偉人紹介や文学作品など幅を広げた読み聞かせを全学年に実施しています。これらの読書活動を推進する三朝中学校の福嶋校長は「本を読むことは学力のみでなく、心の落ち着きや、やすらぎを与えるもの」と思春期を迎える生徒に与える重要性について語っています。
この読み聞かせには昨年度から取り組みを行う朗読ボランティアグループ「やまびこの会」と、今年度から参加する「ぽっかぽか」の協力により月に2回実施されています。このうち、「やまびこの会」会長の谷本ホヅミさんは「生徒に好評で熱心に聞いてもらえて活動の励みになります」と話していました。
また、三朝中学校はこれらの読書活動のほか、授業での調べものに図書館を積極的に活用するなど、読書を取り巻く活発な活動が評価され、”子ども読書の日“である4月23日に開催されたこどもの読書活動推進フォーラムで、平成20年度読書活動優秀実践校として文部科学大臣表彰を受けました。現在でも、県中部では一人あたりの読書量がトップクラス。これも朝読書が定着してきた結果ではないでしょうか。 |
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ぱくぱくオイシーナちゃんの 食育講座(1)
食育のめざすもの
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日本の学校教育は「知育」「徳育」「体育」の三本柱を重視して取り組んできました。しかし、私たちを取り巻く様々な食環境の変化により、それに対応できる力を身につける必要から、「食育」が加わり、小中学校の授業の中に「食育」を扱ったものが行われるようになってきました。また「栄養教諭制度」も導入され、現在鳥取県では3人の栄養教諭が誕生しています。
「食育」のめざすものは、食の重要性・自己管理能力・感謝の心・食文化の伝承・心 身の健康・社会性のかん養などが掲げられていますが、結局は子供たちが様々な経験を通して、「食」に関する知識と選択する能力を身につけ、自分の健康を自分で守ることができる大人に育てることにあります。
赤ちゃんは誕生してすぐ、誰からも教えられていないのに乳首の場所を探し当て、おっぱいを吸うことができます。つまり、人は生まれながらにして「生きるために食べる」ということを本能的に知っているのです。「食」は生きるための基本です。どんな体をつくり、どのように生きていくかはすべて食べ物が基本になっているのです。
6月は「食育基本法」が制定されたことにちなんで「食育月間」とされています。調理センターでは16日〜20日を「食育週間」とし「食」について考える週間にします。地域、家庭でもこの趣旨を理解していただきご協力をお願いします。 |
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