このほどの町議会議員選挙は無投票となり、12名の議員が誕生しました。
無投票での当選は、決して好ましいこととは思っておりません。むしろ、重い責務を課せられたような気持ちさえいたしております。議員全員が初心に帰って職責を全うしなければならないと思うところであります。
町政の課題は、吉田町長がこれまでにも町民各位に常々訴えておられます。議会といたしましては、その一つひとつをしっかりチェックし、町民のための町政がより推進されるよう、努力してまいります。
近年の地方自治を取り巻く環境は、厳しい財政状況、国政の政権交代による政策変換等々、従来の考え方では通用しない、新たな局面を迎えています。本町の状況も同様で、このため、三朝町の自然環境、観光資源などを更に有効活用することにより前途を開かなければなりません。
行政職員も議会議員も、もちろん町民各位におかれても、それぞれの役割を十分に認識し、一致してよりよい町づくりにまい進しなければなりません。いわゆる機転を利かした行財政運営が求められます。
今回の改選で定数削減により、議会のスリム化が図られました。しかし、議会そのものの役割がスリム化されるものではなく、むしろ、議員個々の役割と責任がさらに増大するものであります。議員全員が、一層の努力をしてまいりたいと思いますので、各位の温かいご指導とご協力をお願いいたします。
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