このほど公表された三徳山のイメージキャラクターは、今年1月7日に選考委員会が開かれ、最優秀作品と優秀作品が決まり、商標登録に向け確認作業が行われていたもので、最優秀作品には、北九州市在住の中本竹織さんから応募のあった作品「みとちゃん」が選ばれました。
  中本さんの応募説明によると、この作品は「三徳山の自然・文化・歴史や世界遺産登録運動をイメージし、三徳山と投入堂と三徳桜をモチーフにシンプルにデザイン。親しみやすいキャラクターにした」とのことです。
  一方、選考委員会では優秀作品二点も決定。優秀作品には大阪市在住の清水浩美さんから応募のあった作品と、同市在住の塩崎エイイチさんから応募のあった作品が決定しました。
  イメージキャラクターの募集を行った三徳山世界遺産登録運動推進協議会では今後、このキャラクター「みとちゃん」を活用し、三徳山をさらに広くPRしていくことにしています。


県消防防災ヘリコプター

救助活動を想定し、中津地内で訓練始まる


  災害や火災、救急、救助活動など、さまざまな場面で活躍している鳥取県消防防災ヘリコプター「とっとり」の救助訓練がこのほど、年間を通して中津地内で行われることになりました。
  消防防災ヘリコプターは、その機動力を活かし県民の安心と安全を確保するため、県消防防災航空センターに配備され、平成十年七月から運行を開始したもので、平成21年の運行実績によると、火災などの災害活動や救急などの応援活動に年間120回の緊急運行が行われており、その要請は、年々と高まってきています。
  また、あらゆる場面に即応しなければならない緊急運行に対応するために行われる訓練では、昨年一年間で143回の運行が行われており、県内外を舞台に、赤外線カメラやテレビ伝送、散水、吊り上げ、物資運搬など、消防防災ヘリコプターならではの機能を活かすための訓練が行われています。
  このほど中津地内で行われることになった訓練は、中津のヘリポートを離発着場として中津地内の山林で山岳事故を想定した救助訓練が行われるもので、当面の間、毎月三回、二時間の訓練が行われることとなっています。