アントニーの滑稽話 フランスでの新年の決心

 フランスでは2月といえばバレンタインデーがすぐ頭に浮かびますが、数年前にアメッドがこれについてコラムを書きました。そしてイエスの奉献と聖母お清めの日(2日)、簡単に言うとクレープを食べる日ですが、咋年クリステルが紹介しました。困りますね。何を書こうかな…
 とりあえず、私はコーラと同じくらいチョコが大好きなので、今年たくさんもらえたらいいなと期待しています。そしてクレープに関しては、食べたい気持ちを表す俳句を考えました。

ゆっくりと 砂糖たっぷり ※クレープを


 松尾芭蕉の句ではないのですが、詠むときっと作ってみようと思います。今度、家で作るつもりです。それと、保育園の子どもたちともハムとチーズのクレープを作る予定にしています。
 今回は、フランスで咋年から大ヒットの映画『Intouchables』(最強のふたり)を紹介します。
 この映画は第24回東京国際映画祭でグランプリを受賞し、観客動員数も1,800万人を超えています。これは、2,000万人以上を動員した大ヒット映画『Bienvenue chez les Ch,tis』(シュティの地へようこそ)に次ぐフランス映画史上2番目の記録となるものです。
 実話に基づいた映画『最強のふたり』は、ハンググライダーの事故で体の不自由になった主人公フィリップと、フィリップに雇われたホームヘルパー、ドリスの関係についての話です。フィリップは高級な家に住む中年のフランス人。一方、6か月間刑務所に入っていたドリスは、パリの郊外で貧乏な生活を送るセネガル出身者で、2人は考え方が違うために問題が多く起こりますが、次第にお互いのことが分かるようになり、仲良く協力することになります。
 『最強のふたり』は日本で公開されるかもしれませんので、機会があればぜひご覧ください。
 私もいつか見ようと思いますが、それよりも先に、今度コーラとチョコを片手に見る映画を決めなければなりません。皆さんのお薦めの作品は何ですか?
 私が気になっているのは松本人志監督の『さや侍』です。2009年公開の『しんぼる』という作品はとても面白かったので、こちらも期待しています。

※クレープはフランスでは2月を代表するものであるため、季語としています。


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