春の予定
3月/渓流魚解禁
4月上旬/桜まつりなど開催
4月/慶雲入峰 : 三徳山三佛寺
   春会式(三徳山御幸行列) : 三徳山三佛寺
5月/花湯まつり


やなせ公園・春
三朝温泉の玄関口に、河川を整備して造ったやなせ公園があり、春は桜の名所として大勢の花見客でにぎわいます。
また、付近に架かるかじか橋には、三朝温泉を楽しむ観光客が行き交います。


桜の開花
4月上旬、三朝温泉のかじか橋周辺では桜が咲き始めます。


春会式(三徳山御幸行列) : 三徳山三佛寺
御幸行列は旧暦3月18日の春季法要(権現祭)であり、神様が御輿に乗って境内から外に出て多くの人にご利益を授けて廻る、室町時代から続いた古式ゆかしい行列です。2基の御輿をはじめ総勢150名余りで行う荘厳で霊験あらたかなものです。
御幸行列は宝物殿前で神事が執り行われたあと、ホラ貝の合図で出立、2基の御輿と甲冑の衣装を身にまとった護衛役や可愛らしい稚児行列など、華やかな衣装の行列に多くの観客が歓声を上げて見守ります。


慶雲入峰 : 三徳山三佛寺
4月1日に三徳山行者道開山法要「慶雲入峰」修行が行われ、行者と共に諸堂を拝んで廻ります。
奥院である投入堂まで一緒に行(ぎょう)をすると、慶雲入峰遂行証をもらうことができます。


花湯まつり
毎年5月3日・4日に行われる花湯まつりは、お釈迦様の誕生を祝い、湯の恵みに感謝するとともに、その年の豊作と商売繁盛を願う綱引き神事「陣所」をメーンとする祭りです。
「陣所」の大綱引きは東西に分かれて引き合う伝統行事で、「東が勝てば豊作、西が勝てば商売繁盛」といわれています。
フジカズラで編んだ長さ80m、重さ2tの綱に触ると無病息災になるといわれ、多くの観光客が綱引きに参加します。カズラで作られた綱は全国でも珍しく、「陣所の館」ではこの陣所の綱が展示・紹介されています。


三朝温泉のマスコット、鳴き声が美しいカジカガエル
三徳川に生息するカジカガエルは、鹿のように軽やかな声で鳴くことからカジカ(河鹿)ガエルと名付けられました。三朝温泉ではマスコット的な存在です。
カジカガエルの美声はオス蛙がメス蛙へ贈るラブコールで、そのことからカジカガエルは縁結びにご利益があるといわれるようになりました。
恋谷橋には縁結びのカジカガエルがあり、恋人を思いながらカジカガエルに触れると恋が実るといわれています。