町制施行70周年記念式典式辞

令和5年11月1日@町総合文化ホール

2023-11-06

本日、ここに「三朝町町制施行70周年記念式典」を挙行いたしましたところ、町内外から多数の御来賓の皆様、そして、町政発展に御貢献いただきました方々の御臨席を賜り、このように盛大に挙行できますこと、大変ありがたく、心より感謝申し上げます。

中でも、鳥取県知事代理 地域社会振興部長盛田聖一様をはじめとして、台北駐大阪経済文化弁事処長様、国会議員秘書の皆様、県議会議員の皆様、中部地区の市町長様、議会議長様、さらには国・県等、各機関の皆様には、御多用の中、本日の式典に御臨席賜り、改めて厚く御礼申し上げます。また、姉妹都市である京都府城陽市副市長様、滋賀県多賀町町長様、茨城県大洗町副町長様をはじめ、岡山県鏡野町副町長様、議会の皆様にも御臨席を賜り、重ねて深く感謝申し上げます。町内からは、吉田道明町議会議長様をはじめ、議員の皆様、町内各界の代表の皆様にも御出席いただき、誠にありがとうございます。

さて、本町は、昭和28年11月1日、当時の小鹿村・三徳村・三朝村・旭村・竹田村の5つの村が合併し、三朝町として誕生しました。ここに70周年を迎えましたが、本町が、今日の発展を遂げることができましたのも、諸先輩方をはじめ、本日、御臨席を賜りました御来賓の皆様方はもとより、町民皆様の御支援・御協力の賜物であり、心から敬意を表し、感謝申し上げます。

残念ながら過疎化の波だけにはあらがえず、合併当初は1万人を超えていた人口も今は6,000人を割る程になっていることは寂しい限りではありますが、誰もが健康で生き生きと暮らし、元気あふれる地域や町を創り出していかねばなりません。また、三朝町の子どもたちが、三朝町で生まれたこと、三朝町で育ったことを、胸を張り誇れるようなまちづくりを目指し、第11次三朝町総合計画に掲げる「笑顔と元気があふれ輝く町」の実現に向け、町民一丸となって常に高みを目指し、力を重ねてまいる所存です。そして、10年先、20年先、更に100周年を迎える30年先においても、町民皆様が将来にわたって住み続けたいと実感し、また、多くの方から「暮らしたい」「働きたい」「訪れたい」と思っていただけるよう、魅力あるまちづくりを目指してまいります。

日本遺産に認定された三徳山と三朝温泉をはじめとする、恵まれた自然と美しい景観、貴重な資源である温泉を、次世代に引き継いでいくことが私達の責務でもあります。若者の流出、少子高齢化等で人口が減って集落や産業の維持が厳しくなっている現実に加え、新型コロナウイルスの流行や多発する大規模自然災害など新たな課題への対応も求められる昨今ですが、これからも「ふるさと三朝町」が一層輝きを増せるよう、前を向き、先を見据えて頑張っていかねばなりません。皆様方のなお一層の御支援と御協力を賜りますよう、切にお願い申し上げる次第でございます。

さて、本日表彰を受けられる皆様には誠におめでとうございます。皆様方には永年にわたり、町づくりの各分野において、町政の進展や住民皆さんの模範となる徳業を示すなど、多大な貢献をしていただきました。これまでの御努力や御労苦に対しまして心から敬意を表すると共に、支えてこられました御家族や関係の皆様も含めまして、深く感謝を申し上げます。今後も健康に十分御留意いただき、さらなる御活躍を御期待申し上げます。

結びに、これまで本町の発展に御尽力賜りました皆様方に、重ねて感謝申し上げますとともに、本日、御参列いただきました皆様のますますの御活躍、そして、幾久しく、三朝町の限りない発展と町民皆様方の御健勝と御多幸を心から御祈念申し上げ、式辞とさせていただきます。

本日は、誠にありがとうございました。

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