地域づくりの取組みを学ぶため地域協議会役員の皆さんが7月29日、広島県三次市の川西自治連合会へ視察研修を行いました。視察先の川西自治連合会は、広島県三次市の南部に位置し三朝町の山村部の地域に似ており、高齢化率50%程度の地域。2004年に町内会から自治連合会となって以降、従来の地域行事や生涯学習が中心だった活動内容を大きく変え、人口減少や少子高齢化などの地域の課題解決に向けた活動を先進的に取り組んでいる地域です。
参加者は、川西自治連合会の福永会長による講義のあと、住民の生活サポートや交流の場など、地域の拠点として機能する「川西郷の駅」を見学し、今後の地域活動の取り組み方を学びました。
なお、町では川西自治連合会の福永会長を講師に招き、「住民自治でつくる川西のまちづくり」をテーマとし、先進的なまちづくりの取組みを学ぶ研修会を開催しました。
詳しくは、こちらをクリック → 「住民自治でつくる川西のまちづくり」研修会 (町HPリンク先)
≪地域自治連合会から学ぶ地域づくりのキーワード≫
〇「過疎だから仕方ない」という意識から「田舎だから住みたい、誇りたい、語りたい、
幸せに、住むことがステータスになる地域づくり」を目指すといった発想の転換
〇地域づくりのスタートは、話し合いやアンケート調査などでの住民参加から
〇地域の活動に30歳~40歳代の女性に大勢参加してもらい地域活動の活力に
〇地域ビジョンを策定し、地域の目標の明確化と共有
〇廃校舎を活用した拠点で、グリーンツーリズムの実現
〇地域住民で会社を設立しコンビニをつくり、住民の生活サポート、交流の場、生業(雇用、農産物販売)の拠点として機能
〇活動の原則は、「できる時に、できることを、できる人で」であり、楽しい地域づくりを目指す
【問合先】役場企画課(☎43-3506)