三朝町道路橋梁長寿命化修繕計画について

令和5年3月改定

2023-03-06

 ○長寿命化修繕計画の目的○

 

1)背景

 本町が管理する橋長2m以上の道路橋は120橋である。現在、橋梁の寿命とされている架設後50年を経過した橋梁は24橋であるが、今後20年の間にそれら以外の23橋が架設後50年を迎えることになる。さらには、架設時期が不明である65橋梁も大半が今後20年間に架設後50年を迎えると想定される。これらの高齢化する橋梁を従来の架替えないし対症的な修繕で対応すると多大な費用が集中的に必要となり、今後予想される厳しい財政状況のなかでの実現は極めて困難である。それは安全・安心な社会資本の提供が出来なくなることでもある。このような背景から、橋梁の劣化が顕在化する前の予防的な修繕による管理を行い、橋梁の架替え更新を含む維持経費を抑える“コスト縮減”を目指す必要がある。

2)目的

 本町では、平成20年度の計画策定から2度の計画改定を行い、道路橋梁の安全性・信頼性を維持・確保するため、従前の対症療法型の管理から予防保全型の管理に転換し、橋梁の長寿命化,トータル的な維持管理コストの縮減を図り、同時に維持管理コストの年度的集中を避け、予算の平準化を図る将来的な計画の策定に取り組んできた。

 計画改定から5年が経過し、この間に近接目視による定期点検(2巡目)結果や橋梁の修繕実績等が蓄積されたこと、さらには点検や修繕の効率化に資する新技術が開発され、その活用方針および費用の縮減に関する具体的な方針の記載が必要になったことから、これらを踏まえた修繕計画の見直しを行い、より安全・安心な道路橋梁の維持管理を目指す。 

 【三朝町道路橋梁長寿命化修繕計画】令和5年3月改定

 【橋梁位置図】

お問い合わせ 建設水道課 町土整備係 電話0858-43-3502

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