町長の松浦です。

9月を迎えました。早朝からセミの鳴き声が聞こえ、田んぼには赤とんぼの舞う姿も見られ、秋の気配を感じます。役場前の駐車場では、自転車置き場とバスの待合所を新しく整備しております。

二十世紀梨の収穫も最盛期を迎えています。これから、新甘泉・なつひめ・新興、さらには王秋といった季節を感じる梨を楽しんでいただけます。

町内ではまもなく稲刈りがはじまりますが、暑い夏の影響による作柄と米価の動向が気になるところです。加えて、農薬・肥料ほか農業資材の高騰など、農業経営にとって深刻な状況が続いており、国の政策による支援を求めているところです。

皆さんは、道路交通法の第38条をご存じでしょうか。横断歩道における歩行者の保護規定です。車を運転する人は、進路前方の横断歩道を歩行者が横断し、または横断しようとする歩行者等があるときは、手前で一時停止し歩行者の横断を妨害しないようにしなければなりません。これは、横断歩道のない場所も同じです。一方で、歩行者の方も横断歩道が近くにあるときは必ず利用するようにしましょう。9月は秋の交通安全運動が実施されます。自転車を含めた運転者も歩行者も、お互い交通ルールを守って事故の無い町にしましょう。

次に、フランスからの国際交流員として、クリソン・メリサさんが8月24日に着任されました。12人目の交流員として、フランスとの交流や町民皆さんの国際理解を深める活動をしていただきます。

終わりに、新型コロナワクチンの三朝町の集団接種は17日で終了します。これまで３回目接種を終えられた方は87.4％です。一方で、5歳から11歳までの接種者は少ない状況にあります。小中高校生の重症化予防と感染抑制のため、ワクチン接種をお願いいたします。なお、5歳から11歳までのワクチン接種は中部地区の小児科医で受けることができます。

以上で今月のスピーチとします。