町内の山々は紅葉が美しい時期を迎えます。三徳山や小鹿渓は知られた名勝地ですが、人形峠から鏡野町苫田ダムに続く紅葉は私のおすすめスポットの一つでもあります。
11月1日は昭和28年に当時の小鹿村、三徳村、三朝村、旭村、竹田村の5つの村が合併し三朝町が誕生した日であります。その誕生日には、町総合文化ホールにおいて町制施行70周年記念式典を開催しました。式典では、町政に功労のあった57名の皆さんと、スポーツの全国大会などで優秀な成績を収められた5名の方を顕彰させていただくほか、これから、10年、20年先、さらには100周年を迎える30年先においても、ふるさと三朝町が一層輝きを増せるよう、前を向き、先を見据えて頑張っていく、そして、恵まれた自然と貴重な資源や人材を次世代に引き継ぐことが使命であることを申し上げたところです。式典後の記念行事では、バイオリンとハープなどの演奏もあり、町民の皆さまにも楽しんでいただけました。
今年の米の収穫も終わりました。役場の農林課内に食味計を設置して皆様に利用していただいております。今年は、今までに124件の方が利用されました。食味の最高値は89、最低数値は60で、昨年より全体的に低いようです。私の田んぼのコシヒカリも、等級結果は聞いていませんが、精米にした状況からみると昨年より品質が落ちている気がします。町では来年度も、品質向上を目指してコメ作り研修会を計画したいと思っていますので、おいしい米づくりを目指して頑張りましょう。
今月の行事は、9日から11日まで姉妹都市の台湾台中市石岡区の石岡中学校の生徒が三朝中学校で相互交流します。12日は三朝町人権尊重のまちづくり集会が総合文化ホールで開かれます。19日にはみささ語り部の会の公演、21日には三朝大学、そして中学生による三朝町の未来を語る会が、22日には町民作品展が開かれます。また、25日には三徳山《日本遺産》フォーラムが開かれます。
11日には、JA秋のふれあい農業祭も開催され、今月も行事の多い月になります。交通安全を推進し事故のない明るいまちにしましよう。