4月を迎えました。ここ数日の寒の戻りもすぎ、ようやく春を感じるところです。
令和7年度の一般会計予算は59億1000万円で、その内自主財源は19億6千万円あまりを見込み、歳入における構成割合は33%となります。
新年度の主な事業につきまして、いくつか紹介しますと、温泉を活用した健康まちづくり事業では、基本計画を具体化し、山田地内のスポーツセンター周辺で温泉と健康増進施設整備を実現して参ります。また、旧三朝小学校跡は、人々が交流し活動するまちづくりの拠点として整備を進めます。4月からは先行して学童クラブと地域協議会活動の場として利用します。また、農業振興では、農業の継続を目的に兼業農家への機械導入などの支援を行います。そして、行政のデジタル化を進めるほか、人口減少対策では、生活、教育、子育て、健康など総合的な施策に取り組みます。
さて、学校の新学期も間もなく始まります。新一年生のあどけないあるいは、「はつらつ」とした姿が春をひときわ感じる頃、いつもの事ですが、春の交通安全運動も始まります。朝夕の通学時における交通安全の推進にご協力をいただき、特に歩行者が横断歩道を渡られる際の交通ルールの遵守をお願いします。
今月は、10日に小学校と中学校の入学式、20日には春の一斉清掃、22日には滋賀県多賀町を訪問します。24日と25日には各地区で区長会を開催します。27日には町消防操法大会を実施します。
役場業務も新年度となり、人事異動を行いました。また、7名の新規採用職員を配置しています。どうぞよろしくお願いいたします。安心安全なまちづくりへの対応、人口減少、物価高騰など社会情勢への対応、デジタル社会での住みよいまちづくりをはじめとして、私たちが掲げる目標に向かって、令和7年度の事業を計画的に実施して参りますので、皆様のご理解とご協力をお願いし、今月のスピーチとします。