国の日本遺産審査・評価委員会における日本遺産に対する審査がこのほど行われ、三朝町の日本遺産については令和7年2月4日付で「認定継続(重点支援地域)」となりました。
※審査結果の詳細については、コチラをご覧ください。(文化庁HPへリンク)
3年前に条件付きでの認定とされるなか、「組織力が弱い」などの指摘を受け日本遺産に関する体制を抜本的に見直し、保存活動を担う「日本遺産三徳山三朝温泉を守る会(以下、守る会)」のほかに、観光・経済活性化を担う「日本遺産三徳山三朝温泉を活かす会(以下、活かす会)」と、その2団体の上部団体として「三朝町日本遺産活用推進協議会(以下、協議会)」を設立しました。そして、活かす会と協議会の会長として三朝温泉観光協会長である足立浩範氏が就任。それまでの保護、保存はもちろん、日本遺産による観光誘客やそのための準備に特に力を入れてきたほか、民間も広く参加してPRに取り組んできました。
その結果「守る会と活かす会の役割が明確で、地域との連携もとれている。」などの評価を得て、42点満点中40点という高評価で「重点支援地域」となりました。一方で「三朝温泉の来訪者を三徳山に誘導する仕掛けはこれからの課題である。」などの指摘も受けました。
今後、これらの指摘は改善しながら、新たな地域活性化計画の下、更なる魅力的な観光地を目指して日本遺産の推進に取り組んでまいります。
【問い合わせ先】三朝町観光交流課(☎0858-43-3514)