令和5年10月

令和5年10月3日に防災無線で放送した町長スピーチの内容を掲載しています。

2024-04-04

このところ、朝晩がめっきり涼しくなりました。猛暑の長い夏もようやく終わり、実りの秋、食欲の秋に迎えます。

今月は、体を守る歯科検診のことをお話しします。

歯医者さんは「歯が痛くなったら治療をしに行くところ」だと思っている人が少なくありません。しかし、今は「歯が痛くなる前に行くところ」というのが常識になりつつあります。

子どもの虫歯が多かった時代は、歯科医療の中心は「削る・詰める」などの治療でした。私の子ども時代もそうでした。だから歯医者に行くのがとても嫌でした。

ところが、虫歯も歯周病も、こうした治療によって一時的に症状が治まっても、完治にはならないようです。それは、一度口の中に虫歯菌や歯周病菌が棲みつくと追い出せないからです。そのために近年では、虫歯や歯周病になってから治療するよりも、そうならないように予防することが重要視されてきています。皆さんは「口の中の細菌は、虫歯や歯周病の原因になるだけではなく、例えば糖尿病、脳卒中、動脈硬化といった体の病気に繋がる」と歯医者さんで聞いたことはありませんか。

私は、通院の度に歯の定期的なケアの大切さを感じます。町では健康対策として、集団検診とともに、年齢を限定してではありますが歯周疾患検診への助成を行っています。虫歯や歯周病を体の病気の要因にさせないためにも、ご利用をお勧めします。

次に、今月は三朝中学校の生徒代表17名がフランスと台湾の姉妹都市を4年ぶりに訪問し、ホームステイや学校行事などを通じて交流を深めます。また、フランスには交流協定30周年記念式典に出席するため、私を含めて8名の代表団も訪問します。

今月は、スポーツの秋・文化の秋を楽しむ様々な行事・イベントが開かれます。皆さん、それぞれに楽しい秋を満喫してください。

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