地域おこし協力隊の制度を皆さんにご紹介いたします。
【問合先】三朝町企画健康課(0858-43-3506)
ー 地域おこし協力隊概要 ー
「地域おこし協力隊」は、平成21年度から始まった制度で、都市部の人材が「地域おこし協力隊員」として地方に移住し、概ね1年~3年の決まった期間で地方自治体の委嘱を受け、地域の課題解決や発展のための協力活動を行うというものです。
活動内容は各地でさまざまであり、農林水産業や観光業といった産業振興に携わるものや、なかには情報発信の一環として流行のユーチューバーとなって活躍している隊員もいます。
制度が始まって以来、年々隊員数は増えていき、初年度には全国で89人だった数は、令和5年度末では7,200人以上となっています。
ー 魅力は「三方よし」の仕組み ー
なぜ、地域おこし協力隊は、年々隊員数が増えていくほど人気なのか。それは、隊員が来ることによって、地域おこし協力隊員、市町村、地域の三者にとってメリットがあるからだといわれています。
まず、隊員は、自身の才能や能力を活かした活動をすることができ、「田舎暮らしをしたい」といった理想の暮らしを実現することができます。
また、市町村にとっては、行政ではできなかった柔軟な発想をもとにした施策につなげられます。さらに、地域には、隊員が持っている新たな視点や、町を良くしたいという熱意や行動力が良い刺激を与えるとされ、それぞれに影響し合って相乗効果を生むところは、「三方よし」の仕組みといえます。
統計によると、隊員の任期が終了した後、6割程度が同一の市町村に定住しているといった実態もあります。地域に根付いて、引き続き活躍をしている例も多くあり、人が人を呼び、元気な地域に人が集まることにより、活気を増すことも期待されています。
ー 現在、活躍中の隊員(令和6年11月時点)ー
三朝町では現在、3人の地域おこし協力隊員が活躍しています。
〈1人目〉
令和4年5月からは伊藤博文(いとうふろふみ)さんが4人目の隊員として活躍しています。
伊藤さんは、三朝米、神倉大豆等の農産物の販路拡大をメーンミッションとしながら、動画による情報発信等にも携わっています。
〈2人目〉
令和4年11月からは森田柾(もりたまさき)さんが5人目の隊員として活躍しています。
森田さんは、移住定住の相談業務をはじめものづくりでの地域活性化の取り組みに携わっています。
〈3人目〉
令和6年11月からは菅野聖稀(すがのまさき)さんが6人目の隊員として着任しました。
菅野さんは、「温泉を活用した健康づくり事業」をメインに動画による情報発信にも携わる予定です。
伊藤隊員 森田隊員 菅野隊員
ー 三朝町の協力隊員OB ー
三朝町では、同制度を活用し、これまで3人の地域おこし協力隊員が町内で活躍してきました。
着任年 | 名前 | 取り組み内容 |
平成25年 | 井上 正樹 |
三朝温泉が開湯850年という節目を迎えたこともあり、多くの催しが企画された際の担当を務めるなど、観光振興に深く関わっていただきました。 |
平成26年 | 松永 浩二 |
観光商工部門での地域おこし協力隊との連携を行い、三朝米をはじめとした町の特産 |
令和元年 | リエヴェン・アントニー (元国際交流員) |
三朝温泉のホームページのリニューアル、SNSの更新を手掛け、情報発信力の強化へと繋げていただきました。 |
3名とも設定された3年の任期を終えた後、本町と関係を持ちながら今もそれぞれの分野で活躍しています。
ー 現在も協力隊員を募集中です ー
(産業振興分野)
①「食」を通じた町おこし
食材生産・調理・提供の全ての過程に携わる中で、地域の魅力発信・発掘・発見に取り組み、三朝のフィールドを活かした料理人を目指します。
②花き等の栽培を通じた町おこし
町内で唯一の花き等栽培をおこなう事業所で、貴重な技術を継承し、普及を図るとともに、三朝の魅力開発を目指します。
詳細はコチラをご確認ください。
ー リンク集 ー
〇JOIN(一般社団法人 移住・交流推進機構) HPはコチラ
〇総務省(地域おこし協力隊の制度紹介) HPはコチラ
〇地域おこし協力隊HANDBOOk HPはコチラ
【問い合わせ先】
企画健康課
電話 0858-43-3506
メール kikaku@town.misasa.tottori.jp