『神倉 後ロ山遺跡発掘調査報告書』を発刊しました。
これは三徳山三佛寺奥院 投入堂の修理棟札に記されている南座(神倉地内)の調査であり、遺物がほとんどなく、全国的にも調査事例が極端に少ない山岳信仰に関する遺構であることから、遺構の特定と価値付けに大変苦慮した調査でした。
今回の調査報告書は、神倉冠巌周辺の踏査に始まり、平成26年度から令和6年度までの三徳山南座(名勝及び史跡三徳山と名勝小鹿渓との間の地域)の遺構調査に取り組んだ調査成果をまとめたものです。
これまで、ご指導、ご助言いただきました文化庁、鳥取県をはじめ、調査に協力いただいた土地所有者の皆様、地域の皆様に深く感謝申し上げます。
【調査の目的】
平成23年度に実施した三徳山南麓の湯地点等において確認された集石等の遺構群について、その分布と性格を検討し、三徳山南半部がどのように利用され、そこで人々がどのように活動していたのかを明らかにする。
【調査報告書(PDFデータ)】
※1 閲覧時はタイトルをクリックしてください。(PDFデータへリンク)
※2 掲載しているPDFデータは、本調査報告書製本後に脱字箇所を修正したものです。
※3 データ容量が大きいためダウンロードに時間がかかる場合があります。
1 全文版
>印刷用(289MB)
2 分割版
>表紙・裏表紙(6.92MB)
>序章~目次(781KB)
>1章 調査に至る経緯と各年度の調査概要(10MB)
>2章 位置と環境(26.5MB)
>3章 湯地点の調査(149MB)
>4章 イケガナル地点の調査(76.5MB)
>5章 湯地点・イケガナル地点調査の総括(4.04MB)
>6章 考察~巻末(27.8MB)
【お問い合わせ先】
三朝町教育委員会事務局 社会教育課
・電話 0858-43-3518
・FAX 0858-43-0647
・mail shakaikyouiku@town.misasa.tottori.jp